東京 横浜 顔タイプメイクレッスン HARU(ハル)

不器用な遺伝子

息子が習っているフットサルの試合中。
敵チームの一人が、息子を少しからかう瞬間があった(大したことではなく、冗談半分)


遠くから見ていた私でも、あーちょっとヤな感じだなとは思ったのですが。
次の瞬間、
息子は俊敏にとてもいい動きをして、ボールを受け取りいいシュートを放ちました。
惜しくもボールはゴールネットのすぐ隣をかすめてしまったのですが。。。


息子はからわれたことを意識する様子もなかったので、
気づいてない、もしくはあんまり気にしてないのかなと思ってました。


でも、練習が終わって帰路の途中、息子が
「あの時、クソって思ったんだよね」
「だからキメてやるって」


多分、涙目になってる様子でした。
(きっと見られたくないだろうなと思ったから顔は見れなかったけど)


あー、この子は負けず嫌いの私の血をしっかり引き継いでいるのかもしれないなと感じました。


そして、ちょっと不器用なところも。




もし、その勘が当たっていて、私と似たところを引き継いでいるとしたら、
きっとこの先何度も悔しい思いをすると思う。


器用で卒なくこなす人たちの隣で、グッと拳を握りしめるような瞬間を何度も味わってしまうかもしれない。
なかなか結果を伴わない地道な努力をバカらしく感じることもあるかもしれない。
不器用な私を近くで見ていて、もっと要領よく進む人に憧れを感じるかもしれない。



でも、いつか、ずっと続けていれば、
見てくれる人は必ずいて、
スキルもセンスも結果も、最初からうまくできてしまう人にも追いつけることを
私が実体験をもって示せたらいいなと思う。



もし、このコラムを読んでいる人の中に、私と同じく、不器用で要領もいい方ではない方がいたら。

待っていてくださいね。


私を見て、もしかしたら自分でもできるかもしれない、
そう思ってもらえるように、私は頑張ります。

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